株で失敗する人・成功する人

【株式投資-失敗を成功に変える、たった3つのこと】株歴10年、失敗から学んだ株成功の秘訣ポイントを公開!

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株で失敗してしまう理由「その1:マインド」

≪株式投資の失敗者はギャンブラー≫では、株の失敗の多くは、投資ではなく運に身を任せたギャンブルが原因だと説明しました。

本人は気付いているかどうかはともかく、初心者の方は、「早く稼ぎたい」「もっと資金を増やしたい」「負けを取り戻したい」という欲や焦りから、冷静なトレードができなくなって株で失敗してしまうケースが非常に多いように思います。もし、あなたが熱くなりやすい性格なら、思い当たるトレードがいくつもあるはずです。

いくらファンダメンタルズ分析やテクニカル分析を勉強しても、肝心の精神的な部分で失敗してしまっては意味がありません。おそらく、初心者の失敗理由で断トツなのが、この「マインド」によるものです。
 

株式投資失敗の犯人はこれだった!

行動心理学で「バイアス」と呼ばれるものがります。

感情バイアス、確証バイアス、自信過剰バイアスいった言葉を聞いたことがありませんか?これらは基本的に、個人の先入観に基づいて、自分に都合いい情報だけを集めて、それにより自己の先入観を補強してしまう現象をいうようです。

株式投資初心者が最初に陥る失敗は、この人間の脳のイラズラによって引き起こされている事が大半です。私は自分のトレードの失敗を振り返ると、何回このイタズラによって失敗したか分かりません。

私は株式投資をはじめた時に、四季報を読めるようになってファンダメンタルズ分析に強くなり、移動平均線・ボリンジャーバンド・MACD・一目均衡表などのオシレーターを使いこなしテクニカル分析に強くなれば、無敵になれる!株で失敗しないと思っていました。

しかし、そうした知識や小手先のテクニックを強化する前に、習得しなければいけない”もっと大事な事”があることに気づかされました。それが「マインド(常に冷静でいること)」になります。具体的に株式投資失敗パターンをいくつか挙げて説明します。次の失敗パターンを見てみてください。皆さんも経験あるんじゃないでしょうか?

株式投資の失敗パターン1

これは株式投資失敗の典型だと思いますが、トレードを繰り返せば、負けてしてしまう日もありますよね。ここでイタズラ好きのバイアス君が耳元で囁きます。「このまま負けたままでいいのか?今すぐ負けを取り戻せ!」「負けを取り戻す為に掛け金増やせ!うまくいけば直ぐに損を取り戻せるよ!」」と。

負けトレードの次のトレードで掛け金を増やした事ありませんか?

いつもより、大きな値動きをする銘柄を選んだり、いつもより、単元価格の高い銘柄を選んだり、単元数を増やしてしまったり…、それが、バイアスが掛った状態です。

「負けたら倍プッシュだ!」って奴です。負けたら次は掛け金を増やすやり方は、「マーチンゲール法」といわれ、行きつく先は「破産」と言われています。負けたら、次のトレードでは資金を減らす「逆マーチンゲール法」こそが、正しい運用方法と言われています。

(※逆マーチンゲール法について、もっと詳しく知りたい方は、『システムトレード 基本と原則(著書ブレント・ペンフォール)』をオススメします。絶対に読んでおくべきトレード本の一つだと思います。)

私も株をはじめた頃は、早く稼ぎたい!負ければ直ぐに取り戻さなきゃ!という思いが強く、値動きの激しい銘柄に手をだして大火傷をした経験があります。たいていの人は、ある程度負けると諦めて株式投資で失敗したと相場から離れていきますが、全財産を失うまでドツボにハマってしまう人もいるほどですから、熱くなってしまう人は注意が必要です。

株式投資の失敗パターン2

これも株式投資失敗のよくあるパターンです。パターン1は熱くなって冷静さを失ってしまう失敗だったのに対し、こちらは現実逃避型のバイアスです。

上がると思った株が下がってしまい、ガッカリしてしまう事ってありますよね。「私の株は下がるわけがない。」「今日は下げたけど、そのうち戻ってくるはず。」と神頼みをしてしまいます。人間は精神的な苦痛を与える事実を受け入れたがらないそうです。そのため、損する、負けるという事実から逃げようと、このようなバイアスがかかってしまうそうです。

さらに強力なバイアスが掛ってしまうと「ここまでマイナスを我慢したんだ。もう少し保有していれば上がるはずだ。」「もう1単元追加すれば損失は半分になる。半値戻せばトントンまで持っていけるからナンピンしよう。」というような強烈なバイアスが掛ります。これは「金銭的」「時間的」「精神的」投資をし続けることで、バイアスが二重にも三重にも強化されてしまうかららしいです。売りたいけど売れない。分かっていても止められない。こういう心理状態のことを心理学では「コンコルド効果」というようです。ナンピン、塩漬けをしてしまう人の精神状態に多いようです。

コンコルド効果

コンコルド効果(Concorde effect)とは、投資の継続が損失拡大につながることがわかっているにもかかわらず、これまでの投資で失った金額や時間などを惜しんだり、損失を確定させることを忌避したり、損失による責任をとることを避けたりするために、継続した投資をすること。会社を潰してしまう経営者、キャバクラ・ホストにハマってしまう人の心理そのものですね。

 

株式投資の失敗パターン3

次は、勝ちまくって調子に乗ってしまうバイアスを紹介します。連続で勝ってしまうと「この投資法は正しかったんだ!私の銘柄選びは絶対に正しい!」と、ついつい調子に乗ってしまうことがあります。こういう精神状態を自信過剰バイアスというようです。

株式投資において、自信を持って投資することは悪いことではありませんが、間違った方向に自信を持つと危険です。調子に乗って、投資資金を増やしてしまったり、自分の判断が正しいと思って損切り判断が遅れたりして、損をしてしまうパターンです。プロの中には、「勝って兜の緒を締めよ」という格言を戒めにして、勝ちが続いたら相場を休むプロトレーダーもいるほどです。調子に乗っているな?と感じたら、少し休むのも効果的です。

株式投資失敗の対処法

私は長期的な塩漬け経験はありませんが、その他はすべて経験済みです。

このように感情に流された状態でトレードを行うことは大変危険です。熱くなってしまった人は、冷静になれるまで相場を休む、精神的に楽な金額にまで投資資金を減らす、など、一度相場から距離を取ったり、ストレスを感じない金額まで投資額を減らしたりして、対処するのが効果的だと思います。

それともう一つ。初心者の方は「失敗・損失」に過剰反応してしまいます。

株式投資で失敗する人は目の前の1回の勝負に全力になりますが、成功する人はトータルでの勝負で考えてます。負けたくないと躍起になることは悪いことではありませんが、数分先の株価を百発百中で当てることはプロのトレーダーにもエコノミストにも不可能です。プロ達でも勝率50%未満ということもザラで、今日勝てるかどうかすら分かってはいないのです。

つまり、「トレードの半分は損するトレードである」と始めから割り切ってしまうくらいがちょうどいいと私は思っています。中級者以上のトレーダーは、株は「勝率」でないことを知っています。しかし初心者は、目の前の勝負で勝つことばかり考えてしまうのです。

もし、あなたが勝率60%の勝ち組トレーダーだった場合、100回トレードするうち、40回は負けないと株で成功できないんです。ちなみに勝率60%のトレーダーって相当な実力者レベルですからね!「3歩進んで2歩下がる」って言葉がありますが、株式投資で成功する為には、進むことばかり(勝つことばかり)考えず、負け上手を目指してください。

40回負けるトレードをして残るのは、「60回の勝利」「増えた口座残高」です。私の売買ルールは、もう少し勝率が低いものですが、基本的には、こんなことを考えながら負けることを楽しんでいます。正しく負ける。うまく負け続けると…自然と口座残高が増えているんです。悪くないですよね?(苦笑)

私は、トレードで勝ったから喜んだり褒めたりするのではなく、決めたルールを守れたら、喜んだり、自分を褒めてあげるようにしています。少々捻くれた考え方かもしれませんが、これがトレーダーに必要な正しい考え方なのです。次に紹介する資金管理を守って試しに50回負けてみてください。50回負けることを目標にするんです。おそらく、今のトレードを続けた時より、高確率で口座残高が増えているはずです。(私は実験したことがあります。)

どうですか?こう思うと、肩の力を抜いてトレードできそうじゃないですか?

 

>>株で失敗してしまう理由「その1:マインド」
>>株で失敗してしまう理由「その2:資金管理」
>>株で失敗してしまう理由「その3:ロスカット」

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